2022年1月5日水曜日

『すぐ読み書きできるようになる サンスクリット語 デーヴァナーガリー文字 練習帳 & 問題集』を発刊しました。

जय श्रीराम !
2021年のアクシャヤ・トリティーヤーという吉兆な日に、新刊を発刊しました。

独学にはもちろん、教材としてもお勧めです。詳しくはリンク先のアマゾンのページをご覧ください。
सर्वेषां शुभमस्तु !


2019年12月3日火曜日

サンスクリット語の勉強の進め方


ステップ1: 正しい発音でのチャンティングに親しみ、読み書きにも親しむ

使用教科書:

サンスクリット語は音をベースとした言語です。ゆえに、先ずは耳から正しい音を聴いて覚え、さらに、正しい発音について学ばなければなりません。正しい発音の方法を知っている先生について、śikṣā(発声学、phonetics)と、シュローカのチャンティングを教えてもらいましょう。

チャンティングを学ぶ際、最初のうちは、耳から入る発音と、目で見ているローマ字表記法を結び付けるようにしながら学ぶと良いでしょう。しかし、カタカナのふりがなを打つのは学習の妨げになるので避けてください。

ャンティングは正しい発音を知っている先生について学ぶべきで、録音から学ぶことは良しとはされませんが、ある程度先生について学んだら、各自の練習用として、各教科書にはダウンロードできる音源が用意されているので、正しい発音の習得に役立ててください

チャンティングの音源にはそれぞれ、通常のものと、練習をする際に便利なように録音された、練習用のものがあります。練習用の音源は、繰り返すための間隔が一節ごとに入れてあります。まず音源をよく聴くことに集中し、聞こえた通りに発音してみましょう。通常の音源と平行して一緒にチャンティングして練習をしている気になっている人は多いですが、そのやり方では、聴く練習にも、発音の練習にもなりません。きちんと聴くときは聴く、発音するときは発音する、という練習をしましょう。

赤い本にあるいくつかのシュローカ(句)を何度も練習してスムーズに言えるようになったら、デーヴァナーガリーも自分のものにしていきましょう。水色の本にあるデーヴァナーガリーの表と照らし合わせながら、赤い本にあるシュローカのデーヴァナーガリー表記を解読してみましょう。子音が重なっている部分は解読しづらいので、知っている人に助けてもらうと良いでしょう。そして次は、シュローカをデーヴァナーガリーで書いてみましょう。まずローマ字表記でシュローカを書き、次に、ローマ字表記と平行にして比べながら、デーヴァナーガリー表記で同じシュローカを書いてみると良いでしょう。

赤い本のチャンティングをひと通り終えたら、白い本のチャンティングに進んでください。特に、白い本の最初に収められている संकटनाशनगणेशस्तोत्रम् は、願いごとが叶うことで良く知られているシュローカですから、正しい発音で学び、毎日のお祈りに取り入れてください。また最後に収められているバガヴァッドギーター15章は、勉強会の食事の前にチャンティングするので、覚えておくと良いでしょう。

ステップ2: 文法の理論の理解を深め
使用教科書:
日本語の本は只今執筆中
धातुकोशः(通称: ピンクの本)
 
ステップ3: パーニニ・スートラの勉強を本格的に始める
使用教科書:
日本語の本は只今執筆中

2019年11月27日水曜日

これから執筆・作成したいタイトル


ブランマ・スートラ・バーシヤの勉強のために、現在プージャスワミジの生誕地に滞在しています。勉強と祈りの日々の中で、クリアーになってきた、これから制作していきたいタイトルのサンカルパをここにシェアしますね。どんどん世に送り出せるよう、皆さんも祈りで協力してください。。世界中の多くの人が、धर्मとमोक्षについて明確に認識する機会を持てますように。。

サンスクリット語関係(日本語版)
メーダー式サンスクリット語文法要綱
メーダー式サンスクリット語文法テキスト
パーニニ・スートラ入門
サンスクリットと私(エッセイ)
(英語版)
既刊の文法書の改訂
書きかけパーニニ・スートラ入門書の完成
ギーターの文法解析

ダルマ・モークシャ(ヴェーダ・ヴェーダーンタ)の紹介
哲学・科学・宗教・ヴェーダ・ヴェーダーンタ
自分とは、世界とは、神とは(ジーヴァ・ジャガット・イーシュヴァラ)
人間特有の問題と解決
完全なる自己受容
成功・幸福の意味の進化
若い人達へ 古くならないこれから賢く生きるために知っておくと良いこと
何で汝は自身を知らなきゃならないのか?
無知の知の先
聖人は外に探すのではなく、自分のあり方として育てるもの(ギーター2章・12章・13章)
サットヴァを高める生き方(ギーター14章・16章・17章・18章)
儀式の意味

Youtube動画(日本語版・英語版)
サンスクリット語講座シリーズ
ラーマーヤナ・シリーズ
ギーター・チャンティング練習用
Tattvabodha等のप्रकरणग्रन्थ チャンティング練習用
ब्रह्मसूत्रのपारायण

自分とヴェーダーンタを深く勉強している人の為の私家版
ウパニシャッドとシャンカラバーシヤの日本語訳
ブランマ・スートラのन्यायमालाのまとめ
प्रकरणग्रन्थのまとめ

2016年10月11日火曜日

新刊『サンスクリットの祈りの詩節集』 を発刊しました

http://amzn.to/2dG8big


本日10月11日のヴィジャヤ・ダシャミーという吉日に、
新刊『サンスクリットの祈りの詩節集』 のKindle版を発刊し、
紙の書籍版『サンスクリットの祈りの詩節集』(白黒・カラー)の入稿を済ませました。
音源はこちらからダウンロードできます。

Kindle版には、音源あり音源無しの両方がありますが、
どちらを選ぶべきかは、前回の記事を参考にしてください。


2016年4月12日火曜日

Kindle版、「音声付」と「音声無し」、どちらを購入すべきか?

わかりやすいサンスクリット語の発音と表記(動画・音声付き)
わかりやすいサンスクリット語の発音と表記(動画・音声無し)

祈りの理論&サンスクリット語の祈りのことば(音声付)
祈りの理論&サンスクリット語の祈りのことば(音声無し)

Kindle版に挿入されている音声や画像は、

iPhoneやアンドロイドでは作動せず、

Kindle第3世代以降のFireタブレットでのみ利用可能です。


Kindle第三世代以降のFireタブレットをお持ちなら:


音声付がお薦めです。

お薦めする理由は、

本文表示されている音源が、各ページにからそのまま聞くことが出来るからです。


iPhone, iPad, アンドロイドなどをお持ちなら:



音声なしをお薦めします。

Kindle3世代以降の本体をお持ちで無い場合、

音声無しを購入されたほうが、ダウンロードの時間が短くて済みます。

ちょっとだけ安く価格が設定されています。

本文各ページとのリンクがないので、不便かもしれませんが、

音源は、GoogleDriveで無料配布しております。


『わかりやすいサンスクリット語の発音と表記』

  各音の発音の音源はこちらから

『祈りの理論とサンスクリット語の祈りのことば』 

 祈りのシュローカの音源はこちらから




どちらにしても音源のダウンロードはお薦め:


GoogleDriveで無料配布している音源は、

練習用に何回も聞くのに適しているので、

音声付を購入された人でも、ダウンロードして楽しんでいただきたいです。

また、紙の書籍を購入された方も、音源のダウンロードを強くお薦めします。

2015年11月3日火曜日

『祈りの理論&サンスクリット語の祈りのことば』 印刷版

おかげさまで、アーユルヴェーダのカテゴリーで
ベストセラー1位です。
私は日本でも、お祈りをしにお寺や神社、

ご先祖様のお墓を訪れることはありましたが、

毎日の習慣として、そして自己成長の手段として

お祈りを教えてもらったのはインドに来てからでした。

そして、祈りが、私の手をとって正しい方向へ導き、

時間を掛けながら私の人生を変えてくれました。

でも、祈りはインドにいなくても、どこに居ても出来ます。

私がインドに来る前、日本やアメリカで働いていたときに、

祈りについてもっと知るきっかけがあったら、

誰かに教えてもらっていたら、

祈りという、もうひとつの幸せになる手段、自己成長の手段があることを、

知っていたら良かっただろうな、と思います。

そういう思いでこの本を著しました。

 

最初の理論の部分は、祈りを日本語で紹介することについて、
プージャ・スワミジに相談した際にいただいたアドヴァイスを反映させました。

私がプージャ・スワミジの元で学んだ、ヴェーダの伝統のスピリッツが、
端々にまで浸透している一冊です。

ヴェーダーンタやサンスクリット語に興味を持たれたて来た方が、
まず一番に習うプレーヤー(祈りの句)を、学び易いレイアウトでまとめました。

それぞれのシュローカについて、祈りの目的の紹介、サンスクリット語の単語一語一語に関しての対訳、そして全体の訳、さらに発音のポイントを説明しています。

さらに、「祈りって何?」「誰に祈るの?」「神様を信じる必要はある?」といった、祈りの疑問に関しても、現代人の腑にすっきり落ちるよう、全て理論的に答えています。

幸せの意味、ヨーガの意味、といったコラムも挿入しました。

内容紹介

祈りは、幸せになりたいという望みを表現する行為です。
行為であるがゆえに、必ず結果を生みます。

第一部祈りの理論では、
「祈りとは何か」「誰に祈るのか」といった疑問対して、現代人の腑にすっと落ちる理論的な回答・解説をしています。

第二部サンスクリット語の祈りのシュローカ(詩句)では、
古来インドにおいて口伝で受け継がれてきたサンスクリット語の祈りの詩句を、一語一語ていねいに、伝統に沿って解説しました。

(印刷書籍版ページ数:108ページ)

目次

第一部 
祈りの理論
一、 祈りについて
1) 祈りとは 8
2) 行為とは 14
3) 自由意志とは 16
4) 自由意志が最も自由な行為、祈り 21
5) 祈りは必ず結果を生む 22
6) 祈りによって得られるもの(ベネフィット) 22
7) 祈りについて知ることが、祈りの効果を高める 25
8) 誰に対して祈るのか 25
9) 何を祈るのか 28
10) どうやって祈るか 32
11) 集合的な皆の祈り 36
12) 祈りのある生活 36

二、 サンスクリット語の祈りについて
1) ヴェーダとは 37
2) 祈りに関する知識 37
3) デーヴァターとは 38
4) デーヴァター達の姿かたち 38
5) ナマハ、ナマスカーラ 39
6) サンカルパ 40
7) マントラとは 41
8) シュローカとは 41
9) シュローカの意味 41


本書の発音と表記について 43


第二部 
サンスクリット語の祈りのシュローカ

1. ガネーシャへの祈り 48
2. サラッスヴァティーへの祈り 50
3. 先生への祈り 52
4. 文献の勉強の前にする祈り 54
5. 平和を願う祈り 60
6. 朝起きたときの祈り 68
7. お風呂に入るときの祈り 70
8. 食事の前の祈り 72
9. 一日を通しての祈り 74
10. 就寝前の祈り 78
11. 祈りの最後に唱えるシュローカ 80

付録1: ガネーシャへの祈り 88
付録2: ヨーガ・クラスの始まりの祈り 91
付録3: スーリヤ・ナマスカーラ・マントラ 96

全シュローカ集 99


= コラム目次 =
コラム – 1: 生まれてきた意味 67
コラム – 2: 幸せの意味 84
コラム – 3: ヴェーダが教える幸せの意味 86
コラム – 4: ヨーガの意味 87
コラム – 5: 人助けは自分の成長を助ける 90
コラム – 6: 思いやり、アヒムサー 94
コラム – 7: 祈りの作法と習慣 98


より多くの人の幸福と平和に貢献できますように。
祈りを込めて。

Medha Michika



2015年10月24日土曜日

新刊の紹介 Kindle版 祈りの理論&サンスクリット語の祈りのことば(音声付き)

とても縁起の良いヴィジャヤ・ダシャミー(विजयदशमी [vijayadaśamī])
の日に、アマゾンで電子書籍を出版しました。

最初の理論の部分は、祈りを日本語で紹介することについて、
プージャ・スワミジに相談した際にいただいたアドヴァイスを反映させました。

私がプージャ・スワミジの元で学んだ、ヴェーダの伝統のスピリッツが、
端々にまで浸透している一冊です。

ヴェーダーンタやサンスクリット語に興味を持たれたて来た方が、
まず一番に習うプレーヤー(祈りの句)を、学び易いレイアウトでまとめました。



 こちらはKidle版です。(iPod, iPad, Androidでも読めます。)
紙の書籍版は近日発売予定です。

それぞれのシュローカについて、祈りの目的の紹介、サンスクリット語の単語一語一語に関しての対訳、そして全体の訳、さらに発音のポイントを説明しています。

さらに、「祈りって何?」「誰に祈るの?」「神様を信じる必要はある?」といった、祈りの疑問に関しても、現代人の腑にすっきり落ちるよう、全て理論的に答えています。

幸せの意味、ヨーガの意味、といったコラムも挿入しました。

内容紹介

祈りは、幸せになりたいという望みを表現する行為です。
行為であるがゆえに、必ず結果を生みます。

第一部祈りの理論では、
「祈りとは何か」「誰に祈るのか」といった疑問対して、現代人の腑にすっと落ちる理論的な回答・解説をしています。

第二部サンスクリット語の祈りのシュローカ(詩句)では、
古来インドにおいて口伝で受け継がれてきたサンスクリット語の祈りの詩句を、一語一語ていねいに、伝統に沿って解説しました。

(印刷書籍版ページ数:108ページ)

目次

第一部 
祈りの理論
一、 祈りについて
1) 祈りとは 8
2) 行為とは 14
3) 自由意志とは 16
4) 自由意志が最も自由な行為、祈り 21
5) 祈りは必ず結果を生む 22
6) 祈りによって得られるもの(ベネフィット) 22
7) 祈りについて知ることが、祈りの効果を高める 25
8) 誰に対して祈るのか 25
9) 何を祈るのか 28
10) どうやって祈るか 32
11) 集合的な皆の祈り 36
12) 祈りのある生活 36

二、 サンスクリット語の祈りについて
1) ヴェーダとは 37
2) 祈りに関する知識 37
3) デーヴァターとは 38
4) デーヴァター達の姿かたち 38
5) ナマハ、ナマスカーラ 39
6) サンカルパ 40
7) マントラとは 41
8) シュローカとは 41
9) シュローカの意味 41


本書の発音と表記について 43


第二部 
サンスクリット語の祈りのシュローカ

1. ガネーシャへの祈り 48
2. サラッスヴァティーへの祈り 50
3. 先生への祈り 52
4. 文献の勉強の前にする祈り 54
5. 平和を願う祈り 60
6. 朝起きたときの祈り 68
7. お風呂に入るときの祈り 70
8. 食事の前の祈り 72
9. 一日を通しての祈り 74
10. 就寝前の祈り 78
11. 祈りの最後に唱えるシュローカ 80

付録1: ガネーシャへの祈り 88
付録2: ヨーガ・クラスの始まりの祈り 91
付録3: スーリヤ・ナマスカーラ・マントラ 96

全シュローカ集 99


= コラム目次 =
コラム – 1: 生まれてきた意味 67
コラム – 2: 幸せの意味 84
コラム – 3: ヴェーダが教える幸せの意味 86
コラム – 4: ヨーガの意味 87
コラム – 5: 人助けは自分の成長を助ける 90
コラム – 6: 思いやり、アヒムサー 94
コラム – 7: 祈りの作法と習慣 98


より多くの人の幸福と平和に貢献できますように。
祈りを込めて。

Medha Michika